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交差点改良 薊野中町交差点

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 交差点改良 薊野中町交差点 北環状と地球33番地通り(誰にも浸透していない呼び名)が交差する交差点を勝手に改良します。交差点の地名表示板が少ない高知県でも珍しく地名表示板がついている交差点ですね。 そういえば、地名表示ですが、都道府県や付いた年代によって表示形式に結構差異があるので、見ていて楽しいですな。 都道府県によっては、ぜんぜん地名表示を付けない県もあれば、広島県のように全部の信号機付き交差点に地名表示をつけているなど趣があります。広島だとどんな小さい交差点でも「〇〇町11番西」みたいに地名表示がされていて面白いです。また、奈良だと、地名表示ではありませんが、東西南北を示す方位磁石が看板についていて、流石、条坊制の国ですなーと感心する次第です。高知県も各府県のいいとこどりをして機能的かつ面白い交差点表示板を増やしてほしいものです。 さて、お話を戻しまして、薊野中町交差点ですが、北環状東行の第1通行帯から、北行の高知IC方面へ左折する車で、下図の赤矢印が混雑しています。 そこで、勝手に交差点改良を行います。現状上図の赤線は左折・直進レーンです。が、左折車両の総数が多いことと、歩行者がいること、左折先の信号制御の関係でほぼ左折レーンとして機能しています。なので、下図オレンジのように直・左を分離します。で東進先を1車線とし、西進側の道路に右折レーンをつくってあげます。 こうすることで、若干流れが良くなることでしょう。 しかし、なんか普通過ぎて、オモロクありません。なので面白くしていきます。下記の通りの信号制御を行いましょう。それぞれの①~④の信号制御図をまとめました。 一見普通の制御です。(歩車分離かーぐらいのイメージですね)が、BとDの左矢印はかなりトリッキーな信号制御ですなw。こうすることで、左折時間を延長することができたのことや、歩車分離が完全に行えたので、渋滞や歩行者との事故の減少にちょっとだけ役立てそうです。しかし、右折と左折を同時に行うことから、慣れないとちょっと楽しいかもしれません。この制御は和歌山県で行われているので、前例もあります。 和歌山市内の26号とけやき大通りの交差点、西汀丁(にしみぎわちょう)がまさにこんな感じの制御です。あれを見習って、高知もこの和歌山的信号制御を行いましょう。和歌山では路面のペイントをして流入車線を分かりやすくしている