【都市計画】高知市西部道路整備 旭駅 朝倉駅 再開発
【都市計画】高知市西部道路整備 旭駅・朝倉駅 再開発 高知市の東部は、北環状・あけぼの街道+産業道路・大津バイパス・南国バイパス・東部道というように4車線道路が東西方面にあり、それを結ぶように南北にも4車線道路が複数あり、格子状に道路網が整備されています。その結果、TDMの一環として電光掲示板に経路ごとの主要地点までの所要時間を表示し交通分散を行うという、道路整備後進県の高知県としては珍しいソフトな施策が行われようとしています。その一方で、市西部は旧来の隘路が残存し、主要道路に交通が集中する結果となっています。それにより、渋滞を避ける交通が生活道路に通過交通として入り込むことや、本線の渋滞で生活道路も渋滞するということが恒常的に発生しています。これを根本的に解決するには、高知市東部のようにまずは道路網を拡充する必要があります。そのため、市西部の人にも東部のように複数道路を選択することを可能とし、慢性化する交通渋滞を緩和する目的で「高知西環状線」計画を作成しました。また、付属的な道路と西環状の付近の旭・朝倉駅再開発についても作成します。 ▲高知西環 狀 線之圖 西環状の線形は上図の緑線の通りで、起点は伊勢崎町の産業道路との交差点、終点は神田川橋付近の土佐道路との交差点となっています。整備にあたっては1~6工区を主な区分として順次着手していきます。 整備は1-2工区を先行整備区間とし、次いで4工区、5-6工区、3工区の順に着工していきます。また、3-4工区は暫定2車線の整備とします。 〇諸元等 ・名称:高知西環状線(起点:伊勢崎町交点。終点:神田川橋交点) ・全線4車線(1-2工区は中央分離帯なし。3-6工区分離帯あり)。 ・全線にわたり、車道と歩道の間に植栽あり。 ・連続街路灯設置(歩道にも照明あり)。 ・設計速度:60km/h。 ・制限速度:1-2工区は50km/h、3-6工区は法定速度。 以下に工区ごとの主要構造物、周辺道路の整備について記述します。また、西環状線の信号交差点はすべて交差点名表示板を設置します。 【1工区】伊勢崎町~万々商店街 1工区は伊勢崎町から万々商店街までとなっています。先行整備区間に指定され、分離帯なしの4車線道路として計画されています。信号交差点は東から順に5か所あります。制限速度は50km/hです。 ●信号交差点(起点の東