浦戸湾 幻の埋め立て計画
幻の浦戸湾埋め立て復活
高度成長期の亡霊、コンピューターなしブルドーザー、山があれば削り、海があれば埋め立てることが生きがいなので、浦戸湾を埋め立てます。風光明媚な浦戸湾は消え去りました!というのはさておき、高知県のむかーしの計画では、浦戸湾は下の地図のように埋め立てられる予定でした。
しかし、まぁいろいろあって実際は東側が埋め立てられただけで、西側は埋め立てられていません。珍しく、「高度成長期の亡霊、コンピューターなしブルドーザー、山があれば削り、海があれば埋め立てることが生きがい」のワタクシでも、埋め立てられなくてよかったなーと思っています。それは、下の写真のように、波の立たないちゃぷーんとした内海の雰囲気が好きだからという理由です。
▼渡船より望む浦戸湾
太平洋に面している高知県では、どうしてもちゃぷ~んとした海を拝むことはなかなか難しいです。ざっぱーんってかんじの海しか見れないので、あの瀬戸内のちゃぷ~んとした海にあこがれがあったりする人もいます。ただ、すなおに、「瀬戸内海いいな」と言えない人もいます。そんな人はたいてい瀬戸内海を見て「川かw」と言いますが、あの瀬戸ワンタン日暮れ天丼な雰囲気は高知県民としてはなかなか新鮮でうらやましかったり。。。
瀬戸内側を走っていると、ひっくい堤防があって、海が近いなーと感心します。下は波高の図ですが、周防灘を除けば、所謂みんなのイメージする瀬戸内は波がないことが見て取れます。(黒が平水に近く、暖色が波高:冬型の気圧配置なので若干日本海側が波が高いかな?)
それに、瀬戸内側は花崗岩が分布しており、砂浜が運動場みたいに、サラサラキラキラ白砂青松なので、あれもうらやましかったりします。高知の千松公園も真砂土をもってきて、白砂青松の海岸にしてもらいたいものですな。
ただ、完全に埋め立て地がないの寂しいです。弘化台を消してみましたが、やっぱり、ちょっと寂しいですね。やっぱりバランスが大事で、弘化台や材木団地ぐらいはあってもいいものですね。なんか、工業地帯ってかんじで、あの雰囲気もなかなかよきです。
余談ですが、瀬戸内海は法律上、「和歌山・大阪・兵庫・徳島・香川・岡山・広島・愛媛・山口・福岡・大分」にまたがってあるものになっています。高知県の近くだと、愛南の内海村あたりまで瀬戸内海なので、もーちょいのばして宿毛市あたりと大分を結ぶところまで、瀬戸内海の範囲を広げてほしいな。下の図のオレンジの斜線のとこまでひろがらないかなー。
それと、浦戸湾架橋、弘化台ループ橋の2本はやくできないものですかね。
以下Googlemapよりとってきた高知県では珍しいちゃぷ~んとした瀬戸ワンタンな景色です。
あとは、浦ノ内湾とかもけっこう「ちゃぷーん」としてて、渡船の航路とかもあったりして好きですね。
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