高知広域環状道路(まとめ)

 高知広域環状道路


高知広域環状道路・浦戸湾架橋

◎諸元◎
・暫定2車線(完成4車線)
・設計速度80km/h(制限70km/h) 
・国道56号支線として全線国直轄管理

◎主要構造物◎
番号名称ひとこと
高知南JCT・IC
土佐あかめ大橋普通車¥100(ETC利用可)・歩道有
東孕トンネル
土佐あかめ大橋阿波しらさぎ大橋の友達w
西孕トンネル
22横浜IC頭に「とさ」をつけないあたりが地域高規格っぽい
横浜トンネル
23蒔絵台IC
烏帽子山トンネル
芳原トンネル
柏尾山トンネル
24運動公園IC地域高規格にありがちなネーミング
長谷第1トンネル
長谷第2トンネル
根木谷トンネル
25春野IC56号と接続
梅軒トンネル197の堂海トンネルっぽいネーミング
吉良城トンネル
26弘岡上IC
吉良ヶ峰トンネル
吾南トンネル
12-1いの南IC高知道と接続
八田泉トンネル
27八田IC
甫木山トンネル
28天神IC33号に接続

◎浦戸湾架橋部分◎
 現高知南ICをJCT化します。また、浦戸湾架橋部分は一応受益者負担の面から有料道路とします。県道路公社を再結成し、料金受諾事務を移管します。普通車で100円くらいが妥当ではないでしょうか。
 橋のネーミングはとりあえず、「土佐あかめ大橋」にしておきます。「阿波しらさぎ大橋」のぱくりです。
 他部分は、春野の丘陵地帯をぶち抜いていくイメージですな。京奈和道の橋本~和歌山市の区間に似ているかんじですかね。

 以下に、その他の建設案を載せています。1つ目は、架橋部分に浦戸湾閉切堤防設置するというものです。2つ目は、高知松山自動車道との連携や接続について徒然しているものです。

浦戸湾閉切堤防設置案

 現実世界でも、地域高規格道路として、「高知広域環状道路」という計画があるっぽいですが、開通するのは100年後くらいになりそうです。なので、妄想世界で開通させてみましょう。

 むかーし、書いていたやつをみつけたので一部引用(青地部分)しておきます。
 
 ・・・であるならば、私は、浦戸湾の西孕と東孕を結ぶ延長300m高さ15mの防潮堤兼水門と閉切時の遊水地を大津につくりたい。・・・
 ・・・妄想計画であるが、高知市の市街地を津波から守るのであれば、現在整備している3重堤防のうちの1つである鏡川下流地域への防潮堤をつくるよりは、浦戸湾の最も狭くなっている東西孕を直線に結ぶ300mに高さ15mの防潮堤兼水門をつくるほうが有用で確実であると考えている。この部分の深さを地図で計測すると中央値は5mで最深部でも8mであるため、工事もしやすいといえる。また、堤防の上部に道路をつくり、東部道と接続すれば、高知市の東西交通は劇的に流れが変わるはずである。県土木課の交通量のデータから導き出した予想交通量は日2.9万台である。県道路公社をつくり通行料100円をとれば建設費200億円としても20年でもとがとれることになる。しかし、浦戸湾の環境が破壊され大変なことになることは間違いない。が、数十万の市民の命や財産がかかっているため、つくって他の部分で環境にやさしいことをすればいいと思う。

 なんか、ごちゃごちゃとしていて意味が分からないので、まとめると、

  • 高知南インターから分岐して西に橋架ける
  • ついでに堤防つくる

 というものである。

 規格は4車線、自動車専用道路、橋部分はしまなみ海道っぽく歩車完全分離の歩道もつけてみるかな。建設費200億円だとしても、県都の中心が一切津波に襲われないのであれば、安いものであると考えてほしい。津波がきて、街がぶっ壊れて、5日後くらいに瓦礫まみれの街を路面電車が復旧運転を始め、街の復興のシンボルとかになるのは嫌ですねー。最近はやりの事前復興事業として整備したいところです。
 というものの、よく考えたら、堤防ができることで高知港に船が接岸できなくなるということを忘れていました。なので高知新港を拡大しなければならなくなりました。それにもし津波警報がでて、水門を閉めた場合、高知市は鏡川や国分川の水で水没しそうなので、大津あたりにでっかい遊水地と排水ポンプ施設をつくらないとだめっぽいですね。まあ妄想世界なのでお金は湯水のごとくですわ。

高知松山自動車道との互換

 昔から計画だけあっていつ完成するか分からないものトップ5in高知の筆頭である「高知広域環状道路」。現実的な案を考えるだけでは面白みにかけるので予算制約のない妄想世界な案を考えていこうかな。まずはネーミングを考えていきましょう。高知広域環状道路っていうのはなんか長すぎます。かといって、最近の風潮で「高知南サンロード」とか「高知フラワー街道」とか「高知坂本龍馬道路」とかになるのはネーミングセンスを疑います。別に高松の「サンシャイン通り」か「サニーマート通り」かなにか知りませんけど、センス悪いとは思ってませんよ(*^^)v。岡山の「桃太郎大通り」もすばらしいネーミングセンスだと思います。常識的なネーミングセンスから考えると以下の3つうちどれかがいいんじゃないでしょうか。

  • 高知外環状道路  通称:そとかん
  • 高知外郭環状道路 通称:がいかん
  • 高知広域環状道路 通称:かんじょーせん

 そういえば、なんでか「外環」っていう言葉は函館を除けば、西日本では「そとかん」、東日本では「がいかん」って呼んでいるという不思議があります。普通に「内環状」の反対として「そとかん」がいいとは思いますけど。松山なんかも「そとかん」ですよね。今回は「外環」ということにしておき「そとかん」か「がいかん」かはどっちでもよいということにしておきましょう。

 現実の「高知広域環状道路」は、地域高規格道路の予定線によれば、高知南インター付近を起点とし、国道33号の高知西バイパス終点部あたりを終点としているかんじです。そして、たぶん自専道か歩車完全分離の高速っぽい一般道で完成4車線幅の暫定2車線供用になることが予想されます。



 妄想世界では「高知広域環状道路(通称:そとかん)」は完成4車線の自動車専用道路として開通します。ルート自体は、それなりに計画線上にしてあるつもりです。黒丸印のところにインターを設置します。そして、浦戸湾架橋部分は「浦戸湾アカメ大橋」としましょう。最近やりがちな「地名+動植物ネーミング」にあやかりました。
 個人的には、橋ではなく浦戸湾締切堤防をつくって、その上に道路を通す構造にしたかったですが、今回は橋にしてみました。橋部分は歩道も設置し、両端にあるエレベーターを使うことで、利用できるという構造にしたいです。それと、夜はもちろんライトアップもしましょう。金は無限に湧いてきますから。
 妄想世界なので、金は無限に湧くので良いとしても、さすがにタダでこの橋を通すのは、交通集中をまねき弊害が出てきそうなので、いちおう料金抵抗を設けておきましょう。県道路公社を復活させ、100円徴収することにしておきます。橋単体だと、ものにもよりけりですが、長崎にある女神大橋の例からして200億くらいでがんばったらつくれそうなので、案外、現実世界でももとがとれそうです。
 そして、妄想世界では、「仁淀川バイパス(通称:ブルーライン)」も開通させます。もちろん4車線で。これは、「仁淀川流域市町村内での交流交通促進に加え、国道33号の代替ルートとなるとともに、佐川・越知町の高速道路との連絡路となり、新たな高知⇔松山の主要ルートに位置付けられ、四国8の字ネットワークの補完強化や南海トラフ時の支援路となりえるでしょう」が名目です。
 道路スペック等
名称:仁淀川バイパス 通称:ブルーライン
新設区間:高知市~佐川町(かいしょはし付近)、佐川町(川内ヶ谷橋付近)~越知町(2区交差点)
拡幅区間:佐川バイパス、越知町内(2区交差点~橋西詰)
 越知町内区間は既存の道路を拡幅するので、街並みを残しつつ、電柱を地中化し、街路樹を松にして土も真砂土にし、街路灯もちょっといいやつにして、なんか面白くしたいですなー。金は無限にある前提なので。

浦戸湾架橋計画

  • 臨港道路浦戸湾横断線
  • 潮江と弘化台を結ぶ道路についてみていきます。今のところ「臨港道路浦戸湾横断線」とよばれています。
    図1 浦戸湾横断線


     高知港港湾計画(平成12年11月改訂)によれば、港湾と背後地域及び港湾内各地区の円滑な交通を確保するため、臨港道路浦戸湾横断線(既定計画:2車線)を4車線として計画する』ということで、4車線道路として計画されているようです。これは、東部道の高知南ICと桟橋・潮江地区との接続を考慮すれば妥当な変更だといえます。さすがに2車線だと狭苦しいですし、県都の臨港道路として寂しい感じがします。また、湾岸地域ということで工場地帯もあることからトラックなどの通行も考えると、余裕を持たせて4車線での建設というのは良いことだといえます。
     そして、この道路の特徴は、弘化台で「ぐるりん」となって県道35号に接続するところでしょう。五台山からの夜景では、鏡川大橋の弓なりに凸ってる「ぽっこん」部分がアクセントとなっています。さらにこの「ぐるりん」が加われば、夜景としての見栄えも良くなるでしょう。
     高知広域環状道路のほうの橋が県内の広域連携軸だとすれば、こちらは、地域内の交通軸となるかんじです。
     名称としては「浦戸湾アカメ大橋」か「浦戸湾あかめ大橋」とかがいいですかね。普通に「高知臨港大橋」で通称「あかめ大橋」とかでもいいかな。

    • 高知広域環状道路

     高知広域環状道路は地域高規格道路として計画されていますが、いまだに全貌が見えてきません。予定線によれば、高知南インター付近から西バイパス終点部あたりを結ぶ道路としているようです。(ピンクの〇) 西バイパスは自専道ではないので、高知広域環状道路は自専道でつくってほしいです。自専道なら東部道と接続し、緑看板だけで、日高村方面までいけるようになります。そして、将来的には、高知松山自動車道と接続し、松山まで高速でつながってほしいです。
    図2 高知広域環状道路予定線

     できあがれば、高知県の「そとかん」となり、高知市近郊の東西移動が便利になります。松山の外環状も徳島の環状線もだいぶ形がみえてきたので、高知広域環状道路も早く着工してほしいです。こちらの橋の名称は「新浦戸大橋」とか「浦戸湾東西大橋」とか「リョーマ大橋」...... とかになるのかな。
     浦戸湾架橋には関係ないけど上の図には興味深い点線がいっぱい書かれていてなんか楽しいですな。
    図3 高知広域環状予定線
     こっちの画像だと、もっとはっきり高知広域環状道路の形状がでてきています。これをみると、「高知南ICから、浦戸湾架橋後、春野の丘陵地帯や弘岡の56号南の田園地帯をぶち抜き、仁淀川右岸を堤防に沿って北上し、行当あたりで土佐市の吹越にむけ仁淀川を渡った後、高知道と交差し、大内の山中を抜け、西バイパス終点部に接続」というルートになっています。
     それと、画像真ん中の赤丸でかかれた、浦戸湾横断線はいいとして、「北環状が、米田で鏡川を渡り、西バイパスに接続する」という道路も気になります。図2の、灰色の点線で、「大津バイパスでも、産業道路の延長線上でもない、JRの高架下の道路を伸ばしたような謎の道路」と気になる度合いが同じくらい高いです。みたかんじ、図3のほうが昔の計画かな?
     にしても、旭駅から能茶山までは都市計画道路として、高知広域都市計画図にも描かれているからいいとして、月ノ瀬橋の東に平行してある橋はなんなのだろう?というような疑問もでてくる地図ですな。

    図4 高知外環状道路
     
    たぶん、南海トラフ後に、復興名目で建設されることになりそうです。高台移転やらなんやらで、黒丸の中に、高知高専や農学部、わんぱ~くの動物園ミニ遊園地、病院、住宅、産業団地になる気がするので、一緒に道路も整備してくれるでしょう。
     図3によれば、オレンジ線が計画線ですが、緑線での整備も捨てがたいです。

     規格は4車線、自動車専用道路、橋部分はしまなみ海道っぽく歩車完全分離の歩道もつけてみるかな。建設費200億円だとしても、県都の中心が一切津波に襲われないのであれば、安いものであると考えてほしい。津波がきて、街がぶっ壊れて、5日後くらいに瓦礫まみれの街を路面電車が復旧運転を始め、街の復興のシンボルとかになるのは嫌ですねー。最近はやりの事前復興事業として整備したいところです。
     というものの、よく考えたら、堤防ができることで高知港に船が接岸できなくなるということを忘れていました。なので高知新港を拡大しなければならなくなりました。それにもし津波警報がでて、水門を閉めた場合、高知市は鏡川や国分川の水で水没しそうなので、大津あたりにでっかい遊水地と排水ポンプ施設をつくらないとだめっぽいですね。まあ妄想世界なのでお金は湯水のごとくですわ。
     今、3重堤防とかなんとかやってるらしいですけど、なんか心配です。堤防の建設費を道路に合算して1000億円くらいかかったとしても、やってもらいたいです。個人的には、「10mの津波が予想されるなら20mの堤防を、30mの津波が予想されるなら40mの堤防をつくる」くらいのことはやってほしいです。失われる人命や財産を考えれば、こんなんやっすいもんやと思うんですけどね。

    コメント

    このブログの人気の投稿

    初見殺しな高知のカオスな道路

    浦戸湾架橋 高知広域環状

    高知県の未開通トンネル一覧