「紀淡海峡大橋 豊予海峡大橋 南海自動車道 四国新幹線」の早期事業化・早期整備②

 「紀淡海峡大橋 豊予海峡大橋 南海自動車道 四国新幹線」の早期事業化・早期整備②

 前回全体図についてお話しましたので、ここからは、各区間についてお話していきます。まずは、和歌山から淡路区間です。


 上図のとおり整備しましょう。東から順にお話していきます。まず、和歌山JCTで阪和道と京奈和道と接続します。そして26のバイパス部に岬和歌山ICを設置します。このICは、淡路・四国方面からの和歌山市内と阪南市・岬町への最寄りのICになります。その西に和歌山西ICを設置します。本州側最終出口となります。加太方面への最寄りとなります。場所は加太の山上の工業団地、コスモパーク加太内に設置します。そかから架橋し、地ノ島・友ヶ島を橋台にし、淡路島へ向かいます。島内の自然や歴史物を壊さないよう基本はトンネル構造とします。また、淡路島側の由良の干潟の自然を壊さないよう、淡路島接続は成ヶ島に当たらない少し南寄りにします。そして、由良に淡路島東ICを設置します。最後に、洲本JCTで神戸淡路鳴門道に接続します。

以下引用
紀淡連絡道路は、紀淡海峡(約11km)を横断し、和歌山市と洲本市を結ぶ全長約40kmの幹線道路で、紀淡海峡には明石海峡大橋(中央支間長1,991m)を上回る世界最大級の吊り橋となる紀淡海峡大橋(中央支間長2,100m~2,500m)が架けられます。紀淡連絡道路は、平成27年8月に新たに閣議決定された国土形成計画(全国計画)においても、長期的視点から取り組むとされています。(紀淡連絡道路実現期成同盟会事務局HPより)

話はそれますが、国道42号は浜松~和歌山を紀伊半島に沿って指定されています。なので国道55号(高知~徳島)を延長指定し、和歌山市まで伸ばすと、高知~和歌山を室戸半島に沿って指定される道路となり、なんか42号と対になって見た目がよいですな。(分かる人には分かるオモシロさ)途中海上区間を挟むところがまた対になっている感じがしていいですな。ついでに国道197号は高知~大分を直線で結んでいるので、国道195号も起点を和歌山にすれば、高知和歌山を直線で結ぶなんか興味い道路になりますな。

昔は国道は20年ごとに増えていましたが、最近はめっきり増えていません。なので路線再編くらいは議論にあがってもいいんじゃないでしょうかね。ちなみに55号の延伸は和歌山県内は県道7号を指定し、淡路島内などは国道28号などを重複指定します。なので南海自動車道の紀淡架橋部分の高速道路ナンバリングはE55ですな。ちなみに195号延伸の際は、南海フェリーを国道指定しますが、紀淡海峡に橋が架かった日には、フェリーはなくなるような気がします。

 国土の均衡ある発展のためには、本来国道6号なんかは、大阪市~和歌山市の26号、和歌山~淡路~徳島、徳島~高知の195号、高知~大分の197号、大分~長崎の57号を統合した部分の路線で設定するべきであったと思います。

東京一極集中を避けるためにも、国道6号たる道路は本来、南海国土軸にあるべきでした。なので、1桁国道の指定では叶わなかった、この姿が、南海自動車道として現在の土木技術で早期に整備されることを望みます。


 1桁国道だけを色塗した図です。四国が空白地帯となっています。福島や宮城は4号もあるわけなので、本来6号はこうあるべきです。まぁ、55号56号を11号に組み入れ、終起点ともに高知県庁前交差点にし、環島国道(かんとうこくどう)なんて愛称名にするのも面白いですな。もはや紀淡海峡に関するお話から脱線しまくっていますので今回はここまでで、続きます。

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