高知県にご当地ナンバー「四万十ナンバー」導入を目指す
高知県にご当地ナンバー「四万十ナンバー」導入を目指す
最近ご当地ナンバーが増えてきて、見ていて楽しいですな。せっかくなので、四万十ナンバーをつくってみましょう。ちょとずつ登録台数や地域などの要件が緩和されてきましたので、そろそろ四万十ナンバーなんてのも出来上がればいいですな。
とりあえず、図柄はこんな感じのイメージです。原付のナンバーをちょちょっと雑加工しております。時間があればもう少しちゃんとしたやつをつくろうかな。
(1)対象となり得る地域の基準
① 地域特性や経済圏等に関して、他の地域と区分された一定のまとまりのある地域で あり、一般に広く認知された地域であること。また、原則として、単独の市町村では なく、複数の市町村の集合であること。
② 当該地域において、登録されている自動車の数が10万台を超えていること。
③ 対象となる地域が、当該都道府県内における他の地域名表示の対象地域と比較し、 人口、登録されている自動車の数等に関して、極端なアンバランスが生じないもので あること。
とされていましたが、1弾から4弾へと進むにつれ、だんだんと要件は緩和され、単独市町村でもおkであったり、登録車だけではなく軽自動車も台数合算できるなどなどゆるーくなってきました。また、支局またがりもおkになったので、富士山ナンバーや知床ナンバーもできています。
どうせなら、いわゆる四万十地域である幡多地域に加えて、旧来より交流も多く、方言や分化が似ている、四国西南地域の南予と同一のナンバーをつくってみても面白いかもしれません。ただネーミングでもめそうな予感がしますな。
(2)地域名の基準
① 行政区画や旧国名などの地理的名称であり、当該地域を表すのにふさわしい名称で あること。また、当該地域名が全国的に認知されていること。
② 読みやすく、覚えやすいものであるとともに、既存の地域名と類似し混同を起こす ようなものでないこと。
③ ナンバープレートに表示された際に十分視認性が確保されるよう、原則として「漢 字」で「2文字」とする。やむを得ない理由があるとして例外を認める場合であって も最大「4文字」までとし、ローマ字は認めないものとする。
幡多地域と南予地域を合わせて渭南(いなん)地域なんて言ったりしますが、これは地域名基準の全国的認知に欠けています。また、四万十宇和などと合成地名にしてしますと、どっちが先頭になるのかで揉めそうですし、そもそも視認性や登録する機会のシステム上4文字までしか認められていません。
また、どうせなら、南予も南予で、愛南+宇和島+鬼北+松野あたりで宇和島ナンバーなんていうのをつくった方が面白みがありますし、宿毛市などでは県外ナンバーたる愛媛などが混在しているほうが、身近に県外を感じることができて面白いです。まぁ、普通車なら一連の分類番号が300から304が高知県で、305から309までが愛媛県登録というふうになるのでしょうけども、ぱっと見分かりづらいのと、希望ナンバーにいたっては一般人にはほぼ判別不可能でしょう。個人的に、道路を走るときは県外ナンバーの混入率をみて、その地域の指向性を考えたりして、遊んでいるので、県域で分ける方向で考えます。
ナンバーだけで地域性を見ると高知県の室戸市から東洋町の東海岸沿いの55号では、「神戸」「なにわ」「和泉」「堺」あたりが多く、というより高知ナンバーをほぼ見ないので、リトル関西感があり面白いです。また国道194号なんかはほぼ愛媛ナンバーですな。
なので、今回は高知県の幡多地域単独で要件が充足しているのかどうなのかを徒然なく綴ります。が、幡多地域だけではどうも台数が足らないので、四万十川流域地域である奥四万十・高幡エリアも加えています。ぎりぎり地域のまとまりはあるはずです。須崎市あたりはかなり四万十ナンバーと高知ナンバーは混在するでしょう。
んー、登録車だけではむりそうです。1万台くらい高知市の人間に車庫飛ばしをしてもらう必要があります。しかも四万十町、梼原町、津野町は幡多圏ではないので、純粋なまとまりの幡多圏だけでは、さらに厳しそうです。ここで、旧の大野見村も四万十川流域地域なので、入れたいところですが、現在のシステムでは、市町村合併があれば、市町村内では同一のナンバーにしないといけないので無理です。入れたとしても、たいして台数は増えませんし。
では、ここでR2年の緩和を入れ込んで考えます。
『地域の市区町村における登録車の合計が 概ね5万台以上 ・地域の市区町村における登録車と軽自動車の合計が 概ね8.5万台以上』
になったので、軽自動車も合算してみます。表をつくるのはめんどくさいので、登録車を単純に2倍にします。(高知県では登録車より軽自動車数の方が多く、なおかつ高知市を除く郡部でその傾向が強いため、登録車より台数が多いのは明白であるため詳細台数は省略します)
うん、概ね8.5万台になるような気がします。なので導入可能ですな。
最後に、一応、費用対効果てきなことも考えておきましょう。
メリット:「地域の走る広告塔になりまっせ~」
デメリット:「ホンマにPRになるんか?意味不明ですわ。プレート屋が儲かるだけやろ!そんな暇なことせんでもよろしいわ!」
「毎回毎回ナンバー変えるのめんどくさいし、車やなんかの費用増はバカにならないよ」
「そもそも車両法11条1項での趣旨である交付代行者の限定は、紛らわしいプレートが流通せんようにしてるのに、こんなにカラフルで種類が増えたらどれが本物か分からんなるわー、そもそもH6の車両法19条改正の趣旨は表示が一目瞭然にするためにしたんじゃないのかー、カラフルすぎて分かりづらいし、市川市原春日井春日部紛らわしいしどこじゃー、江戸川江東葛飾杉並って原付かw、アラブの春ならぬ関東の春がおこってるやん、よっぽど習志野や野田なんかが嫌やったのかな、そのうち木更津や佐倉や浦安がでるんちゃう」
たしかに、本来のプレートの趣旨1つである管理しやすくするという行政目的から若干逸脱気味です。が、新地域名プレートを設定するには、その地域での意見の合致が必要であるため、新たな地域名ができるということには一応、それなりの世間の声があったということでしょう。
また、導入に当たっては、都道府県から国土大臣に申込する必要があるので、大まかに以下のルートをたどります。新ナンバー形成市町村内で案検討(弘前ナンバーみたいに封印の位置を考えたうえでプレートの図柄案)→形成市町村内で同意→都道府県→大臣→導入みたいですね。その際にカラー版の寄付金の使い道やプレートの視認性をみるようです。福山ナンバーは遠目にみたら、臨番に見えるという噂があったり…
様々な意見が湧いてくるでしょうが、なんか四万十ナンバーがあったら面白いため、つくりましょう!
▼四万十ナンバー エリア
『当該地域の市区町村における登録車と軽自動車の合計が概ね8.5万台と台数の基準をクリアしている点。当該地域は主に幡多地域と四万十川流域地域にまたがっており、方言や分化的な面からみても一定のまとまりがみられる点。四万十という名前は全国的に認知されており、既存の地名に類似はなく混同するものが存在していない点。登録台数は少ないものの県内の人口分布の状況や面積からみても、当該地域と他地域で極端にバランスがとれていないものとは思慮されない点。以上からみて、導入は妥当であるといえる。』なんてかんじで導入されないかな。次のお話は、「高知県に交通系ICカード(サイバネ規格)導入を目指す」ですかな。
(ここに書いてあるデータや内容はかなりテキトーで間違っていることが多々あるので、注意してください。あくまで個人の感想や意見です)
字光式の場合 うなぎの目も光ります
返信削除