高知道スマートインター設置案(立川番所スマートIC)

高知道スマートインター設置案(立川番所スマートIC)

なんか最近スマートインターがふえてますなぁ。高知県全国的にも早い時期に土佐PAでSICが設置されましたが、その後県外ではどんどんとSICが増殖しているなかめっきり新しいSICの設置の話が出てきません。旧来はSAやPAに設置し、車種区分や時間を絞った運用となっていましたが、ETC設置車両が増えたことなどもあり、従来の小さなものから、普通のICとなんら変わらないくらいなものまで出てき始めました。淡路島中央SICや和歌山南SICなんかは、普通のサイズとほぼほぼ同じくらいになってきています。また、従来の普通のICがETC専用化されたりと、SICと普通のICの差がなくなりつつあります。また、流れとしては高速道路はETC専用があたりまえになっていくことが容易に想像されます。そんななかでは、現所のICの区分であるIC(いわゆる普通の一般レーンがあるもの)とSICかを分けることは無意味になってきています。分けるとしたら、IC自体の設置の簡易差で1級、2級、3級なんて区分に分けて

1級・・・いわゆる今のICとでっかいSIC(本線上に附合しているSIC)

2級・・・1級より簡易的なものでSAやPAに常設し、誤侵入退出路がないもの

3級・・・民間施設直結型

4級・・・上記以外で、渋滞時にのみ入退出ができるもの、大規模イベントやGW中の観光地付近といったように臨時的に運用されるもの

なんていうふうにして、もっとICを弾力的に使っていけたらなと、

観光地やイベント会場駐車場に直結でき、下道の渋滞が避けるといった優位をあげることで、料金をちょっと高くしたりするなどの、ファストパス的運用や、首都高の地下駐直結型・阪高のしあわせの村直結で駐車料金もETCで徴収するといった工夫もしてほしいものですな。最終的には、ドライブスルーはETC決済できるようにしてほしいな。技術的にはでききるんじゃないですかね。セットアップ時に車台番号とナンバー入れてるので、もっと便利で楽しい使い方をしてもらいたいです。

これからは車検証なんちゃって電子化に際して車両IDの付与もはじまっているらしいので、IDを民間のクレジットカード会社と駐車場会社も利用できるようにして、コインパーキングの利用が楽になればいいですな。

雨の日に清算するのは非常に億劫ですし、カメラでナンバー読み取りすれば、フラップ板もなくなり、初期投資やメンテもなくなる、踏み倒しもなくなるといった利便性向上が考えらます。

これまでは、車の行政上の管理は車台番号とナンバーだけだったので、その情報を民間にそのまま流すわけには個人情報ガーっという問題があり難しかった面がありますが、車両IDに使用者情報を紐づけて、クレカ会社に渡し、車の使用者は自分のクレカに車両IDを紐づければ、ナンバーの変更があっても、車台番号をガリガリしても、エンジン載替えて軽自動車にしてもクレカの情報さえ変えなければ使えるという優れものに、、なればいいな。車両IDを民間が利用することを可能にするっことで、ドライブスルーのETC決済採用時の担保となれば、導入も増えるんじゃないでしょうか。新車購入時、名義を変える際、ETCのセットアップが義務化されれば、さらに効率的運用ができるようになるはずです。多分。

「個人情報的には、車両IDに使用者情報紐づけしているので、車台番号を教えても同じなんじゃないか・・・」と言われれば、そうですが、一応今の建付け上、「車台番号とナンバー」両方が合わされば、過去の情報が分かってしまう制度になっているらしいので、車両IDだけだとその辺はセーフな気がしますし、紐づけは使用者の任意ですし。

もっと進んで、ETC3.0時代になれば、個々の車両位置が通信され、道路選択の最適解がナビによって導かれる時代となり、渋滞が消えるかもしれません。もちろん自動運転なんかの先進機能の技術も進んで自動最適解が導かれるようになるかもしれませんが、道路選択は恐ろしくパターンが多いので、そんなことができるかは疑問ではありますが。。。個々の車両位置情報のデータが集約されれば、渋滞を避けるといった短期的な効果や道路整備の優先度合の決定といった長期的な効果が表れて、、欲しい。

現状のETC2.0乗り直し措置だけではなんとなく弱いので、ETCさえあれば、ドライブスルーから駐車場決済、渋滞回避、船の乗船手続き決済、なんなら車検の重量税も自賠責・任意保険料もETCでいいんじゃないかと、これっくらいやって初めて電子化・キャッシュレス化といっていいのではないでしょうか。現状はあまりにお粗末お飯事ですので、車検証の空容量に民間の決済システムを組み込みましょう。

本当は、車検証はカード化して、車両IDのみの記載にし、情報はすべて、電子データ上に保存され、利用者がスマホ等で適宜、情報にアクセスするシステムにすべきです。自賠責も紙は時代遅れです。中に格納しましょう。「警察が不審車両を止めた際や事故処理時に、どうするんだ」ということもありますが、そんなものスマホ一つあればすぐ見れます。で、車検証は、マイナンバーか住基ネットとつなげておいたら、住所の書き換えも出頭せず家でできるようになって簡単になるのかな。知らんけど。

で、あまりに脱線したので高知道にETC専用ICを増やす話に戻ります。

下図の〇箇所に設置していきたいです。赤線は付属道路整備案です。

起点から順に、
立川番所
繁藤
南国SA
高知西
土佐PA

です。ぜんぶ書くのはしんどいので、とりあえず、今回は「立川番所SIC」を考えます。

文化圏としての県境は面白いので、どんどん残していきたいのでが、障壁としての県境(物理)は邪魔くさいのでぶちのけていきたいと思います。
笹ヶ峰トンネルを抜けてすぐに、ICを設置していきます。こうすることで、高知県の奥地嶺北のさらに奥地の立川は全国ネットワークに組み込まれます。これにより立川は飛躍的な利便性と高知県観光の優位性を備える地域に発展します。近畿圏や中国圏からかなり近い場所となり、大自然を活かしたキャンプ場や川遊びの場で、アクセス性抜群になり、GWなんかは近畿圏からの観光客で大賑わいになるはずです。
また、東に直線を伸ばすように、「大歩危連絡道路」を整備します。大歩危や祖谷は立川SICが最寄りのICとなります。あの大歩危や祖谷の雰囲気は海外からの観光客にも人気なので、アクセス性向上は急務の課題です。現状、あの窮屈な32号を大型バスが運行するのは、観光地としての魅力が発揮しきれておらず残念です。もちろんあのへばりつくような32号も楽しいのですが。
で、この道路は四国の密な自然、湿度高そうな自然(表現が難しい)を満喫する道路にしていきたいです。道路脇には四国の妖怪の銅像なんかをおいてちょっとおどろおどろしい雰囲気にするのもよきです。(長野とかの山岳自然風景とは差別化を図る必要あり)
子鳴き爺の銅像を並べておきましょう。

で、立川はこれまでの行き止まりの地域から、かつての藩政時代の旧街道を思い出させるような、通過交通の発生する交通拠点、祖谷地域・嶺北地域観光の拠点にしていきたいです。ホテルとか、道の駅とか、コンビニとか、GSとか、温泉とか・・・(宿場町な雰囲気にしたい)

ちょっと位置は違えど、土佐北街道の復活といっても良いでしょう。「道路ができると、人口が流出し、寂れる」これは大嘘だと思っています。もともと、大多数の人々は便利な場所(都市やその近郊)に住もうとする誘因は必ず働いています。そんな中で、高知県は県内全体が他県と比べて、不便である(職場・大学ない、賃金やすい)ため出ていこうとする誘因は常に働いています。そんな中でも、高知市は県内では比較して都市機能が集積し優位な位置にあります。なので、すくなくとも不便な地域は高知市や他の市町村と繋がり、その集積した利便性に簡単にアクセスできるようにすることが必要です。これが道路建設にあたるわけで、道路ができたため、行き来ができその場所でも住み続ける便益が引っ越しする便益を上回るわけです。これにより人口流出がゆるやかになります。また、道路は一本で考えるものではなく、道路網として考えなければいけません。一本で考えると、静岡県内だけの需要では東名・新東名のWネットワークは不要ですが、東名阪の通過点として、道路網として考えると、妥当なものになります。高知市と近畿圏・中国圏の大都市との間に位置する、立川は、その立地を最大限活かすべきです。SICなら初期投資もちょっとは少なくなりますので、ぜひ整備していただきたいものです。

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