国道56号蓮池地区交通安全事業について


国道56号蓮池地区交通安全事業について

残念ですな。てっきり土佐市バイパスを西側へ延伸し、4車線化するものだと思っていましいた。今からでも再考して4車線化してほしいものです。


平成28年度の新規事業として、毎年公表の主要直轄事業に名を連ねているのはいいことですが、なんちゃって4車線化でごまかされている感が否めません。現状の左折レーンを直進化とし、用地確保済みの部分まで数百メートル4車線区間が伸びるだけとなっています。


中村の古津賀と真逆の整備ですな。こっちは、4車線だったものを車線減少区間を早めることで2車線としました。古津賀のインター線が56号に接続すれば、またレーン運用等で4車線に復活するかもしれません(してほしい)。

中村で言うと、具同の辺も微妙な2車線となっているので、こっちもスパッと4車線になればな。その場合西行のフジ右折が直進と同一車線となる運用になるので、追突や急な車線変更目に見えて増えることは想像に簡単ですが、せっかく4車線幅を持たせているので、こっちも4車線になってほしいな。昭和の設計は令和には厳しいですな。

56号関連で、宿毛バイパスも宿毛大橋の橋桁が4車線化待ちで30年近く野ざらしにされ、泣いています。こっちも高速延伸までに事業化しないと、永遠に野ざらしのままとなりそうです。和田~新港の開通をわざとちょっとだけ後回しにして、一本松~新港の目途がついた段階で、市内の通過交通を見越して安全対策で4車線化が最後の望みですかね。その際は和田インターと現状のバイパス終点の数百メートル区間も4車線化区間としてちょろっとねじ込まさせればさらに良しですな。
人口規模の同じ都道府県で観ると、
【徳島】
阿南の那賀川大橋4車線化なんかは、阿南安芸道の事業化前にちょろっとねじ込み、(流石に橘のところは変更を食らっていましたが)うまいとやっていました。
【島根】
雲南の4車線化(飯南町方面末端部)は松江道開通で交通量激減するにも関わらず、ちょろっと4車線化事業を進めています。交通量ほぼない赤名トンネルも老朽化やらなんやらの理由でえらいよくなるみたいですし。山陰道も着実に進んでいます。
【鳥取】
全体的にゆとりがあります(4車線が人口規模からみてめっちゃ多い)最。近広島との県境部分もなんやよくなるみたいです。

以上をみても土佐市バイパスは4車線で西側延伸をし、宿毛バイパスもはよ4車線化しなければなりません。他県の4車線化事例をみても、当然4車線化されるべきです。
とりとめのない文句ばかりになったので以上。

(参考:土佐市議≪令和5年土佐市議会第1回定例会≫)
【質問 1 土佐市バイパス(蓮池地区) 延伸部整備の進捗状況、今後 のスケジュールについて】
(議員)
「土佐市バイパス(蓮池地区)延伸部整備の進捗状況、今後の スケジュールについて」お伺いします。 一般国道56号バイパス蓮池地区道路説明会が平成17年5月27日に開催 されたままでありました。土佐市バイパス延伸部蓮池地区における整備の促進 協議会が、平成29年8月、平成30年9月二度にわたって、国土交通省四国 地方整備局土佐国道事務所に出かけ要望書を提出した経過があります。土佐市 におきましても、様々なルートであらゆる機会を通じて要望をいただきました。 令和2年9月17日、事業名は一般国道56号蓮池地区交通安全事業となり、 関係者対象に説明会が開催されました。多くの関係者から工事内容は縮小され ても喜びの声を聞き安堵しました。その際に、タイムスケジュールについての 説明がありました。最近、関係者から工事の進捗について大丈夫だろうかって いうふうに、前のように止まってしまうんじゃないんだろうかという疑問を持 たれている声を聞かれます。進捗状況と今後のスケジュールについて、お伺い いたします。 
(答弁)
土佐市バイパス蓮池工区の進捗状況と今後 のスケジュールについての御質問に、お答えをいたします。 土佐市バイパスは、交通量の伸びによる慢性的な交通渋滞や交通安全対策と してのバイパス機能と、高知自動車道土佐インターチェンジへのアクセス機能 を併せ持つ路線として、平成26年11月30日に新仁淀川大橋の完成と同時 に、延長約4.3キロメートルが供用開始されているところでございます。 御質問の蓮池工区は、現在供用されております終点部の蓮池交差点から西に 約0.9キロメートルを区間とする土佐市バイパス延伸部で、国土交通省土佐 国道事務所において、一般国道56号の交通安全対策として改良工事を実施す る計画となっております。 現在の進捗状況は、令和2年9月に事業着手に関する住民説明会を実施し、 令和3年6月に計画の概要に関する住民説明会を行い、令和4年2月から、地 権者ごとに計画に関する現地での説明を実施し、全ての地権者に対し説明が完 了しております。 次に、今後のスケジュールにつきまして、国土交通省土佐国道事務所に確認 したところ、現在、用地調査及び補償物件調査に関する業務を行う業者が決定しており、順調にいけば令和5年度内に補償金額等を算定し、令和6年度を目 途に用地の契約に関する協議、交渉を開始する予定とお聞きをしております。 本市といたしましては、一日も早い事業完了に向け、国土交通省と協議し、 事業実施に協力してまいりますので、議員におかれましては今後とも御支援賜 りますようお願い申し上げます。
 




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